希望で迷いさえも騙し続けて

高橋恭平(関西ジャニーズjr.なにわ男子)・永瀬廉(King&Prince)・松村北斗(SixTONES)(若干)のファンが勝手に語ります

代わるものなど何もない ~「メタモルフォーゼの縁側」観に行ってきたよ~

 

 

 

どうも、まりもです。

 

うわあああお久しぶりです、約半年ぶりですねぇ自分でも信じられませんねこの状況、大学生になってからバイトとかサークル(週2回強制参加のバレーボールサークルに入っているせい)とか遊びとか、何より勉強でめちゃめちゃ忙しくて(遊びに大学に来たつもりがなぜか必死に勉強している、自分の学科おかしすぎやろ…)、高校のときとは比べ物にならないような更新頻度の低さになっていました…。

 

いやなんか書いてるだけでこのはてブロの世界が大好きだな!!!と思えますね、ほんと大好きだよ(急にどうした)!? はてブロ作った人は多分天才。

 

 

ということで(?)本題に入りますが!

映画「メタモルフォーゼの縁側」、遂に観て来ました!!!

よっしゃ~~~!!!!!

 

metamor-movie.jp

 

何を隠そう高橋恭平担の自分、まあとりあえず何が何でも(ジャニーズ関連?を除いた)初めての担当の出演映画、絶対に観に行かなくちゃいけなかったんですね。え、誰が決めたかって?自分です(偉そうに言うな)。

 

ただ!この映画、公開日が2022年6月17日。

定期試験期間は7月下旬とは言えども7月初め辺りからちょくちょく始まる授業内試験。

今学期は(一応留学行きたいなとかほざいている身ゆえ)必死に頑張らなきゃいけない試験勉強。

8月になっても上映してくれよな…の気持ちで公開日ダッシュを諦めました。

ちなみに何が恐ろしいってTwitterからも離れかけていたせいで普通に舞台挨拶チャンスは逃しました。自分がガチで信じられん。行けたろ普通に!?そのぐらいは!?

(あと入金忘れに気付くのが遅すぎて&テスト勉強に追われ過ぎてムビチケゲットし損ねました…ガチ落ち込みました…なかなか詰んでて笑えん☆彡)

 

なんか夏休みに入ったとてドッタバッタしてるしもう映画自体も観に行ける感じしないなぁとか思ってたんですけど、遂に8月9日!自分の行ける関東内の映画館的には結構ギリッギリで!無事に観ることができました(元々はムビチケ2枚取得予定だったから2回観に行くつもりだったとか、舞台挨拶さえ当てるつもりだったから良いなと思ったら5回ぐらい余裕で観に行くつもりだったとかは言わない)(ちな夏松竹行くときに梅田で観れる現実に今気付いて2回目駆け込む決意をした模様)!!!

 

 

ここから作品の感想なんですけど、なんというか全てがあったかくて泣きそうになった…。

決して激しい起承転結がある訳じゃないんだけど、そういう系の映画とかドラマが得意じゃない自分としてはめちゃめちゃありがたかったです。個人的には最高だった。

確かに高橋が出ているところでは「おっ…!?」となった自分はいたし、演技している高橋恭平を観るという目的ではあったけど、それでも作品自体が物凄く好きだ…ってなれる映画でした。

 

個人的な話を一瞬失礼するんですけど(なんでだよ)、自分今年の春に祖母を亡くしていて、まあなんというか母方だし急だったし自分の母が物凄く動揺していて、結構家族とか親戚もみんな感情的な方向に寄りがちだったので、あとその直後に急に祖父も着いていったみたいな感じでまあ今年上半期は大混乱だったんですよねぇ話すと長くなるのでとりあえずこんな感じだったんですけど。

なんというか親戚の中で子供過ぎない中での最年少が自分だったので、他のみんなよりは祖父母と接した期間も短いに決まってるしなんとなく自分は元気印でいなきゃ!みたいな気持ちが強くて、最初聞いたときはサークルの大会中で取り乱しまくった(何しとんねん)んですけど、とりあえず感情的になっちゃうと泣いちゃうし、自分は物事を論理的に考えがちなのもあってあんまり現実を自分事として受け止めていないというか感情的にならないようにしていて。

あと今学期、留学がかかっている大事な期間でもあったので勉強にも追われてて、考えちゃうと本当に何にも手がつかなくなっちゃうから考えるのを避けていたのもあるし、色々と落ち着いて考える暇がなかったのもあるしって感じで。

 

この映画の雪さんを見ると、ところどころおばあちゃんと重なる部分があったり、なんというか雪さんの年齢を感じさせる部分とか、危険を感じさせる部分とかあって。

「ああ~、自分、本当におじいちゃんおばあちゃんのことが大好きだったんだな~、やっぱり大きい存在だったんだな~」と思わせられました。

自分には姉が1人いるんですけど、姉と7歳差にさせられたのは姉が頼りなさすぎて自分が生まれてきたら心配過ぎるから、という理由で自分の生まれる時期を盛大に遅らされたという事案がある程度には、姉が最優先というか、愛嬌がある姉が愛されてるなぁ~と感じるような家庭にいるんですけど、歳を取れば取るほどその現実がうっすら見えてくるような気がしていたんです(母は平等に接しようとはしてくれているのだと思う)。

でも、おじいちゃんおばあちゃんはそんなことなくて、というか特におばあちゃんの話なのですが、お姉ちゃんよりも自分を優先してくれる人で、まあ自分が生まれる前に姉は十二分に可愛がってくれてたんだろうからって意味かもしれないけど、それにしても自分を1番に可愛がってくれる人なんていなかったから本当に嬉しかったんですねぇ。

映画冒頭のかぼちゃを切ろうとするところとかおばあちゃんまんまだし、なんだか行動の節々がおばあちゃんとリンクしている感じがして、逆にこの映画のうららの行動を見て、もっとおじいちゃんおばあちゃんにやってあげられることってあったのかもしれないなとか思ったりもして、苦しい気もしたけど、それでもなんか大丈夫な気持ちになれました。

 

 

雪さんとBL漫画の話で意気投合して(これやっぱオタクやなあと思ってしまう主観視してしまう自分)からめちゃめちゃ雪さんと交流を図るし、そのうちなんというか人情的な、雪さんのことを想った結果の行動とか、タダのオタ友という側面ではなく、うららと雪さんという関係性だからこそだったり年齢差があるからこそ出る優しさが出る場面だってあった。

けど、優しいうららの心の中もそんな理想通り、まっさらなんじゃなくて、人間らしくて。雪さんだって別にニッコニッコずっとしてるわけじゃなくて。紡だって、コメダ先生だってそう。

 

フラッシュバックじゃないけど、映画を観てる中でなんだか色々なことを思い出したし、あ~やっぱり今年の上半期って現実で起きたことなんだな~とかも改めて感じた。おじいちゃんおばあちゃんに対して自分がもっと頑張れた部分もあったなとか後悔ではないけど思うこともたくさんあったのも思い出した。しっかりしなきゃ!って我慢していた分自分の中で抑えていたものたちが復習みたいな感じで出てきました。

な~んか本当に消え去りたくなるぐらい辛かったな~とか思っちゃったけど、なんだかどのキャラクターにも良いところも悪いところも含めて肯定してくれるようなあたたかさがあって、自分自身の良かったところも良くなかったところも肯定されているような気がしました。

 

 

この映画は確かにいわゆる心温まる系なんだろうなとは思っていたけれど、こんなにも自分の感情を清算というか浄化というか、してくれるとは思ってもいませんでした。

正直観に行くのを諦めかけていた自分もいたけれど、円盤化とか待たずにこのタイミングで観に行けて本当に良かったです。

今まで映画というものが結構盛大に嫌いみたいな派閥で(失礼すぎて申し訳ないけど)、だからこその腰の重さもあるんですけど、こういうジャンルの映画もあるのって面白いなと思ったし、映画にちょっとハマりそうだな~と感じる自分が今いてます(まさかの)(でも本当にそのぐらい良かった)。

 

とりあえず皆さん、この「メタモルフォーゼの縁側」、もう範囲は狭いとは思うけど、都市部とかまだ上映中のところもあるからぜひとも観に行って欲しい!

とりあえずリンク貼るから(ムダに丁寧)!

メタモルフォーゼの縁側 劇場情報 (eigakan.org)

 

 

明るい気持ちでまた前向こう!となれる映画でした!

なんだか本当に救われた気持ちになれました。これに出演してくれた高橋恭平、高橋恭平をキャスティングしてくださった方、その他諸々この映画に携わって下さった皆様、本当にありがとうございます…!の気持ち(誰)。

ガチ!BIG!LOVE!!!